Sample Coffee | haiz coffee x ラ・ロカ農園 & フィンカ・サンベルナルド農園
Standart Japan 第31号では、haiz coffeeさんが厳選した、コロンビアの、ラ・ロカ農園からと、フィンカ・サンベルナルド農園からの、2種類のコーヒー豆 (サンプル 50g) をご用意しました。2つのうち、どちらが届くかは是非お楽しみに! 産地の個性が詰まった一杯をじっくりとお楽しみください。
Standart Japan 第31号では、haiz coffeeさんが厳選した、コロンビアの、ラ・ロカ農園からと、フィンカ・サンベルナルド農園からの、2種類のコーヒー豆 (サンプル 50g) をご用意しました。2つのうち、どちらが届くかは是非お楽しみに! 産地の個性が詰まった一杯をじっくりとお楽しみください。
コロンビア・プラナーダス(トリマ地域)にある ラ・エスペランサ農園で生産された、レッドブルボン種のハニープロセスコーヒーです。
このコーヒーは、生産者のエドゥアル・ヒルラド さんが収穫したコーヒーチェリーを使用し、ラ・ロカ農園のホルヘ・エリアス さんが精製を担当しているそうです。
haiz coffeeさんがホルヘさんと出会ったのは2022年。初めて彼のコーヒーを飲んだとき、「このコーヒーは、これからどんどん評価されていくだろう」と確信したそうです。実際、彼が精製したコーヒーは、2023年のCup of Excellenceで 1位、3位、24位に入賞するなど、その実力が証明されました。
ホルヘさんは、プラナーダス・トリマ地域のAsopep組合(有機コーヒー生産者組合) が運営する精製処理場で、地域のコーヒーの精製を担当しています。今年はホルヘさんの活躍もあり、施設を大幅に拡張し生産能力が向上したそうです。もし、ラ・ロカ農園のコーヒーを見かけたら、ぜひ一度味わってみてください。
コロンビア・ナリーニョ地域のブエサコにあるフィンカ・サンベルナルド農園 から、タビ種とバリエダ・コロンビア種を使用したセミウォッシュド精製のコーヒーです。
生産者は、この地域の若手農園主ファビアン・ゴメスさん。彼は2024年からhaiz coffeeさんとの取引をスタートしたそうです。実はhaiz coffeeさんにとってナリーニョ地域のコーヒーを扱うのは2024年が初めてとのこと。その理由のひとつは、「取引を始める前に必ず生産地を訪れる」という方針があるためです。ところがこの地域は治安の問題があり、長い間訪問が難しい状況だったそうです。しかし実際に足を運んでみると、そこはコロンビア国内でも屈指の標高を誇るエリアで、コーヒーの品質の高さに驚かされたとのこと。
ファビアンさんは、小規模ながら真摯にコーヒー生産に向き合う生産者で、2023年には農園の運営に加えて地域商社を立ち上げました。ブエサコ周辺の高品質なコーヒーを集め、地域経済の活性化にも貢献しているそうです。ナリーニョ地域のコーヒーは、近隣の県へ運ばれて販売されることが多いのですが、ファビアンさんのように地域内で流通を促進することで、より多くの利益を地元に還元することができるそうです。
標高1850mに位置するフィンカ・サンベルナルド農園は、冷涼な気候により害虫の被害が少なく、高品質なコーヒーの生産に適した環境です。このロットでは 38時間の好気性発酵(oxidation)を取り入れたセミウォッシュドプロセスを採用。タビ種ならではのフローラルな香りと滑らかな質感、甘みのある余韻が特徴の仕上がりになっているそうです。
Roaster - haiz coffee
haiz coffeeさんは2021年にスタートし、2022年末にはロースタリー兼コーヒーショップを富山県南砺市にオープン。現在は岐阜県高山市にも店舗を構え、2店舗を運営されています。
コーヒーとの向き合い方が大きく変わったのは、2021年にコロンビアで15kgの買い付けを行ったことがきっかけ。それ以来、試行錯誤を重ねながら焙煎を続け、2023年には本格的にコロンビアコーヒー専門のインポート事業をスタートし、現在はジャカルタを拠点に、東アジアでの事業を展開中。
コンセプトは「Being for the Culture」。単なるコーヒーの提供にとどまらず、生産地とのつながりを大切にしながら、コーヒー業界がよりポジティブに発展していくことを目指しているとのこと。「既存の枠にとらわれないオルタナティブな視点を大切にしながら、コーヒーが持つ豊かさと可能性を、より自由に表現していきたい」そんな想いを大切にされているそうです。